Fast-Foward

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日記2016/02/12

朝起きると、ちょっとしたふらつきがあったから(睡眠薬で寝たため)四つん這いになって冷蔵庫まで歩いた!!

そして、ついに冷蔵庫の前まで到達した俺。

だいぶアタマも冴えてきて、、、、、、、、、、、、、、、ない。冴えないんだアタマが。これが俺の抱える深刻な問題なんだ。

「いつも朝は頭が冴えません。助けてください」

気づくと俺は、先週の木曜日の夢に出てきた、悪魔城ドラキュラ(テレビゲームです)」のベルモント一族のコスプレをした20歳くらいのイギリス女に助けを求めていた。

彼女はドラキュラを必殺できるムチを片手にしていた。このムチは、ベルモント一族に代々伝わる代物だ。そしてこのムチでしかドラキュラは倒せないのだ。でも今は、他の武器でも倒せる設定になっているのかいないのか、その辺はよく知らない。

閑話休題、彼女は、芯の通った眼差しをこちらへ向けて、まるで王女様みたいな口調で、されど腹の底から出した低い声で喋り出した。

「よかろう。ではドラッグを授けたまう」

なにかもらった。ドラッグだ。

「ご親切にどうもありがとう。」

俺はそう礼を言うと、そのイギリス女を頭の中からかき消した。


現実にはただ単にコーヒーを冷蔵庫からとっただけだ。

カチッとボトル缶の蓋を回し、飲む。

冷たいコーヒーが喉を伝う。さっきドラッグといったが、ドラッグとはコーヒーのことである。コーヒーにはカフェインという薬物が入っているからだ。俺はカフェインはドラッグだと、よく友人に言っては迷惑がられている。

しかしそんなに気にしてない。


そしてようやく目も覚めてきた。1日のはじまりだ。

そしていろいろして、今日も終わるのだった。