Fast-Foward

日記やアングラ系記事を書きます

生きたい

生きたいです。
i wanna life.

僕がまだ小さかった頃、そう、それは小学校低学年くらいの頃だったような気がする。
「死にたい」と思った。「死にたい」と思った。「死にたい」と思った。
 数え切れないほど死にたいと思った。自分は最低だった。人を傷つけてしまった。女の子に優しくしてあげられなかった。
 そのくせ、僕はサディストになりきれず、人を傷つけてしまわないことを常に望んでいた。
 僕は死にたい。意に反して、傷つけてしまうから。なにも壊したくない。全ての刃物は、自分に向けられるべきだ。
 僕は、君に優しくできない。君だけではない、地球の裏側の人たちに対してさえ、優しくできない。なぜなら、自分は大罪を犯しているに違いないと思ってしまって、それが脳みそから離れないから。
 大罪人です。なんで、大罪人と自己申告しても死刑にしてくれないのでしょうか。
 僕は、歩いているだけで、悪さをしてしまいます。地面に這いずる虫けら共を無意味に殺生してしまいます。
 あなたと話すとき、あなたに嘘しか言いません。
けれども、
 僕は、君にだけは、嘘はつけません。
君という存在があるという、その理由だけで、僕はどうしても君に嘘はつけない。
では、嘘をつきたいの?そんなはずはない。君には嘘なんてつきたくない。
  だから、死にたいのです。
 人は、嘘をつかずにはいられないのです。だから全員罪人になってしまう。
でも、その中でも、頭一つ出て悪いやつが僕です。悪い人間は先天的なものなので、治しようがありません。僕は、君以上に尊敬している人間はいません。これは本当です。ペテン師の僕の言葉なぞ信じられないと思いますが、本当に本当なのです。尊敬しています。崇拝ではなく尊敬です。
単純にすごいやつだなーって思えるから、君は。

ゲーセンの景品をプレゼントする、或るさもしい男の話でした。