Fast-Foward

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(ほのぼの)日記2016/02/13

せまくるしい部屋。
ちょっとほこりっぽい空気。
そういう中、俺は6時間も寝ることができないまま、起床してしまった。

できれば7時間半は寝たかったが、なぜだか少し、頭が冴えてきてしまって、起き上がりたい衝動に駆られたからだ。

これでは満足な睡眠は得られず、今日はエネルギッシュな自分にはなれないなと思った。

でも、この間買った機材の「MTR」という、作曲した曲を簡単で面白いほど楽に録音できる代物を試したくなり、車を出して山へ行った。
山へ行ったといっても近所である。
近所に閑散とした山があるのだ。
そこで、ハードコアパンクの曲を作りたく思い、ギターやマイクを持って録音した。
なにぶん、こんなことをしたのは初めてだったので、誰かに見られていないか、見られていたら恥ずかしい、といった感情に襲われた。
まったく、自分の情けなさに哀しみが込み上げてくる。

何も犯罪性を帯びた悪いことはしていないというのに、ときおり、人の目を異常に気にしてしまう癖が俺にはあるのだ。

普段は、そこまで人の目を気にすることはない。しかし本当は、強固な意志を胸に抱き、こけおどしの言動、すなわち虚勢で過ごすようにしているだけで、恥ずかしさは感じていないフリをしているだけなのかもしれない。
いや、そうに違いない。

俺は所詮、恥ずかしいという感情を押し殺す生き方をしているだけなのだ。

そんなことを思いつつ、作業は終わり、カッコいいハードコアパンクの曲ができた。
しかしこの文章を書いている今、改めて聴きなおすと、やはり物足りなさが感じられる。
これは思うに、恥ずかしさで、100パーセントの演奏や、録音のアイデアなど、工夫する余裕がなかったせいだろう。
この曲は、もっと良くなりそうだと思った。
だから明日以降録り直すことにした。

そして、急用で、出かける用事ができたので、出かけてきた。

帰ると自殺衝動に駆られ、危うく首を吊る勢いになっていた。ここがアメリカだったら、自宅にあるショットガンでアタマを砕いて、みじめな死体が生まれるところだった。死んでも何も解決しないというのに馬鹿げた話だ。

俺は、今年はアタマではなく、信念を貫くと腹を決めている。アタマを貫くか否かは、今年の大晦日に決めれば良い。
考えなくとも良いことで頭を悩ますのは、無益だ。だから無理矢理、内在する衝動をぶち殺し、血みどろになりながらもなお、清廉潔白の信条を貫くことにした。

俺は、前へと、進まないことは許されない。
たった1つ、1つの或る本望に許されないのだ。

と、ちょっと思いました。